BGMの心理学ブログ

映像が音を助ける

こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤です。

それでは、さっそく前回予告しました、音が映像に助けられる場合の話をします。
通常だと、聴覚優位といって映像が音に影響を受けることが多いですが例外もあります。

前にも少しだけ触れましたね。木々の擦れる音です。

これは単独で音を聴くとあまり良い印象とはなりませんでした。

でも、実際の木の映像と組み合わせると印象がコロっと変わります。
どのような条件の時に映像の影響が大きいのでしょうか。

簡単です。

音のみを聴いて音源が分かりづらい場合ほど映像(視覚情報)の影響が大きいのです。
ということは、音楽ではなく自然発生する音や生活音ですね。

滝の音や、せせらぎの音は映像が加わると音だけより格段に印象が良くなります。

逆ももちろんあります。金属を削る音や、ガラスを擦る音などは映像が加わると印象が悪くなりますね。
音と映像の組み合わせ方は良く注意しないとプラスにもマイナスにも働きます。

こういったことも頭に入れておきましょう。

それでは。

共鳴現象 ~演出の基本~

こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤 寛です。

BGMを考える上でこの「共鳴現象」は一つのキーワードになります。
覚えておいてくださいね。

「共鳴現象」とは視覚からの印象が聴覚が加わることによってより強いものになることです。
この場合、聴覚から視覚への流れが一般的で聴覚優位になるのが多いようです。

一部例外もありますが、それは次回にしましょう。

この「共鳴現象」を利用して印象を強めたい時は、その空間の持ち味を最大限に活かすことが大切です。

「ここは少し、静かに見える環境だからロックでも流そう」

これでは、「共鳴現象」にはなりません。

あくまでも、(例ですが)静かな場所に静かな音楽を組み合わせて、効果を発揮するのです。
無理は禁物ということですね。

それではまた。

バリライト

こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤です。

色彩が音楽に影響を与えるという話をしました。

それについてのコメントを頂きました。ありがとうございます。

この方は「GENESIS」というロックグループの30年間ファンでいらっしゃるそうで、私も大変感銘を受けました。

ライトを巧みに操りドラマチックな演出に一役かっているとのことで、全くその通りだと思います。

GENSISのライトといえば「バリライト」です。1981年のツアーで初めて使われました。
これによって、照明デザイナーはライトの色だけでなく、パン、ティルトなど遠隔操作で思いのままにコントロールできるようになりました。

私も実はGENESISの15年以上のファンなのですが、彼らのライブは照明や映像の組み合わせ方がとてもうまいです。
ロックグループがライトまで開発し、取り入れた事は彼らの音楽に対する情熱が伝わってくるようです。

今日は、久しぶりに聴いてみようと思います。
それでは。

ウォークマンで散歩 ~サウンドデザイン~

こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤です。

ウォークマン(ちょっと古いですか)はよく聴きますか。
最近はiPodでもいいでしょう。

BGMというのは、サウンドスケープデザインを参考にするところがとても多いです。

そこで、個人でもできるサウンドデザインを実践してみませんか。

ウォークマン(言い方はこれに統一)を聴いて、散歩に出てみましょう。
車や自転車だと危ないですからやめましょうね。
本来、というか通常はウォークマンを聴くときは外の世界からは遮断して音楽に集中して聴くことが多いと思います。

それを、敢えて外の風景をじっくり眺めながら聴いてみてください。
ここの風景にはこんな音楽がいいな、というのを選んでくださいね。
意外とおもしろいですよ。

そうやって、歩いてみると「ここにはこういう音楽が合うんだなあ」などと考えるようになります。
くれぐれも、神経は外に向けてくださいね。内にこもってはだめです。

内にこもっていると、犬のうんちを踏んでも気づかないなんてことになりますよ。
うんちに気づくためにも外に気持ちを向けて散歩に出かけましょう。

それでは、また。

BGMの起源

こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤です。

今回はBGMとはなんぞや、というところの話をしましょう。

何気なく、聴いているBGMですが実際はいつから使われ始めたのでしょうか。

起源は工場労働者の作業環境改善のために導入されました。
作業効率のアップ、士気の向上、ミスの軽減など科学的に実証され現在に至っています。
ですから、うまく利用すればかならず利益をもたらすものなんですけどね。

現状では、とりあえず流すといったところが多く残念に思います。
だからこそ、私の仕事が成り立っているということも言えますが。

いわゆる普通に言う「音楽」と「BGM」では何が違うのでしょうか。

BGMは「聴く」音楽ではないということです。
無意識に直接脳に作用し、様々なメッセージを送ることができるのです。

店長さんが「おれ、これ好きだから、今日一日中ボンジョビね。」とか、
「適当に有線かけておいて。HMVリクエストとかでいーんじゃん。」では困りますよ。

好き、嫌いも大切ですが、BGMの場合は環境やお店のシーンに合わせて選択したいところですね。

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