聴覚と視覚と右脳・左脳の関係

右脳は直感的!?

「頼みごとをするときは、左側から話かけて」

どこかでこんな話聞いたことありませんか?
これは、右脳・左脳の役割を考えてのことなのです。

右脳は直感的であり、左脳は分析的であるわけですから、細かく分析されるより、「なんとなく、オッケー」みたいな感じを誘うわけですね。

恋人に話かけるときも、左側からなんてよく言いますけど本当のところはどうなんでしょう。
まあ、あんまり正確な実験もできなそうですけどね。

音楽を聴くときの右脳、左脳の働きはとても複雑です。
普通、右半身は左脳へ、左半身は右脳へ繋がっています。

ですが、耳の場合はその割合が7割程度と言われています。
ですから、傾向を調べるのも難しいのですね。

分析を担当する左脳では、音のピッチ、リズムなどが優位で感覚的な右脳では音色の聴き分けが優位という結果も出ています。

他にも面白い結果があります。
感情を担っているのは普通右脳とされていますが、そう単純ではなく、感情の中でネガティブな感情は右脳、ポジティブな感情は左脳で担っているというのです。

と、いろいろと実験結果はあります。
どうやって実験したかって?
実際に脳を損傷している人に実験してもらったり、麻酔を片方の脳に打って麻痺させて実験したりするんですよ。
脳の研究も大変です。

聴覚と脳の研究は実はまだまだ、発展段階といえます。
言語の研究に比べると非常に不明確。
それは、より広範囲な神経活動が行われている証拠なのかもしれません。

今日は、ついつい難しい話になってしまいました。
でも、誰かに話しかけるときに「どっちから話しかけよっか?」と考えるのも楽しいかもしれませんね。


←音像定位 | 聴覚優位・視覚優位→

音との付き合い方が変わるメールマガジン
音が人の心に及ぼす影響とは?人生が心地良くなるメルマガです。

登録するとすぐに第一回のメルマガが届きます

音楽心理学の観点から音との新しい付き合い方についてお送りします。
私たち周りにはあらゆる音が溢れています。耳に心地良い音もあれば、そうでない音もあります。
音という目に見えず、意識にも上がりにくい存在だけにまだ多くの人がその潜在価値に気付いていません。
これを読んで、プライベートでもビジネスでも日々の感覚を変えていきましょう。

BGMの心理学メルマガ♪Sound makes your life pleasant!購読は無料です

 メールアドレス:
※Gmailをお使いの方は迷惑フォルダに入ってしまっていないか必ずご確認ください。

ページ上部へ戻る