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こんにちは。
フェルモンドの齋藤です。
今日はバッハの「平均律クラヴィーア曲集第二巻」を聴きながらお送りします。
ピアノはヴァレリー・アファナシエフ。
地味というか、誠実で極めて正統派な演奏です。
大学の試験のときにひたすら聴いた覚えがあります。
バッハは一番好きですね。
集中するときのBGMはこれに勝るものはありません。
BGM Psychology makes your life pleasant and comfortable!
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BGMの心理学 : Opus.061-2008.9.11号 [まぐまぐ殿堂入り!]
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突然ですが、「音のボキャブラリー」って聞いたことがありますか。
言葉でいう「ボキャブラリー」の音バージョンです。
BGMを選ぶ上では、この「音のボキャブラリー」はとても大切な要素となります。
この「音のボキャブラリー」(略して音ブラ)←響きがいいですね(笑)ですが、
まったく無いことを想像してみましょう。
生まれて、ピアノの音しか聴いたことがなく、音楽はピアノで作られたものしか
知らないとします。(かなり極端ですが)
そうすると、このBGMコンサルタントが選ぶ曲はすべてピアノの曲ということに
なります。
ピアノの曲しか選べないのはBGMコンサルタントとしては致命的な欠陥です。
ですが、もっと致命的なことは別にあります。
それは、「ピアノ以外の音を聴いたときの感情の変化を知らない」ということです。
ピアノの音を聴いたとき、ヴァイオリンの音を聴いたとき、ハープ、シンバル、ピッコロ
などなど、それぞれに音色は異なっており、聴いたときの感情の変化も当然違って
きます。
それを知らないのが一番問題になるわけです。
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分かりやすく、「言葉」で考えてみましょう。
通常、私たちが何か考えるときは何を基準に考えるでしょうか。
そう、「言葉」です。
至極当たり前のことなのですが、とても大切なポイントです。
私たちは「知っている言葉」によってしか物事を考えることができません。
(この手の話はとても面白いのでまた後日)
「知っている言葉」すなわち「ボキャブラリー」(略してブラ)です。←略さないでいいですね
ボキャブラリーが増えれば、話す内容にも広がりがでますし、意識の豊かさにも
繋がっていきます。
会話の品もよくなり、自分の考えが的確に流れるように表現できるようになります。
これを「音のボキャブラリー」に当てはめてみましょう。
「音ブラ」が増えれば、あらゆる音楽の醸し出す雰囲気や感情の変化などを
的確につかむことができます。
想像力も豊かになり、その場にあった音楽を選ぶことが可能になります。
慣れてくれば、実際にその曲をかけなくても場の空気がどのように変化する
のかが手に取るようにわかるでしょう。
音楽は言葉と違って、直接意味を語りかけるものではありません。
もっと複雑で意識の深いところに働きかけます。
ですから、BGMを選ぶときはその音楽を聴いて、徹底的に想像します。
この音楽を聴くことによって、人はどのような感情の変化が起きるのか
それをとにかく考えます。
考えるというよりは、「感じる」に近いかもしれません。
この過程が個人的にはとっても好きな時間です。
今は、冒頭に書いたように「平均律クラヴィーア曲集」です。
バッハの醸し出す神秘的、宗教的、そして天才のみがたどり着いた
驚異的ともいえる対位法の世界。
う〜ん、バッハの感情を語るにはもう少し時間が必要なようです。
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■声のレッスン、すごい効果を実感
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ところで、モテ声レッスン、良い取り組み方をしてくれていますね。
「3分でここまで変わる!モテ声ショートレッスン」
⇒ http://fermondo.com/lesson/index.html
今日は認定ボイスインストラクターの齋藤翔先生からのアドバイスです。
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今回のレッスンは、「即座に使えて、効果抜群」のテクニックばかりですか
ら、「効果と不釣り合いに安すぎる」と確かに私も思います。
発声に関する本を数冊読んでも、こんなに簡単に、しかも劇的に発声が変わ
ることはまずない。
「滑舌を良くするための早口言葉」みたいな(多くの人にとって)無意味な
練習に終始している本すらあります。
だから私は、このモテ声ショートレッスンをあなたに勧めたのです。
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そう、今回のモテ声ショートレッスンのポイントは「即、効果がわかる」という
点です。
さらに、レッスンVol.1の追加ワンポイントレッスンをメルマガで
してくださいました。
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今日はレッスン1に追加のアドバイスをします。
「おはようございます」の声が斜め上方に飛んでいくイメージを併用してみ
てください。
口の高さから上方約20度の方向に向かって声が飛んでいき、放物線を描い
て相手に届く。
ただし、上を意識するだけではダメですよ。
レッスン1のポイントを押さえた上で併用しないと、効果は期待できません。
片方だけでは「植物に肥料だけやって水をやり忘れた」みたいなもの。
ちゃんとペン(マドラーでも)を使ってくださいね。
今日はレッスン1をさらにパワーアップさせるワンポイントアドバイスでし
た。
次回までに何度も繰り返して、その感覚を体で覚えておいてくださいね。
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齋藤翔先生ありがとうございます。
声の美しい響きは、一度身に付けてしまえば一生ものです。
美しい声で、輝く内面を引き出しましょう。
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さあ、今日もしっかりトレーニングです。
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◆編集後記
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明日は、ジョンレノンとオノヨーコが来たという喫茶店に行ってきます。
楽しみです。
その後は、帝国ホテルで収録。
帝国ホテルといえば、何の収録でしょうか。
また、メルマガで紹介しますのでお楽しみに。
話は変わりますが、そろそろ電子ピアノを新調しようかと思っています。
ヤマハかローランドには決まっているのですが、決め手に欠けます。
やっぱり、○○でしょ!というのがあればぜひ教えてください。
今までは、ローランドを使っていたのですが、強く弾きすぎたのか鍵盤を
壊してしまいました。
学生の頃はしょっちゅうグランドピアノの弦を切っていました。
打鍵が強すぎるのかなぁ。
では、また次回!
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【BGMの心理学】 BGMはあなた(お店)の印象を決める。
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[発行元] FERMONDO(フェルモンド)
[発行責任者] 齋藤 寛(音環境コンサルタント)
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