ミラーニューロンというニューロンが人間の脳の中にあるということが、
最近になって発見されました。
これはイタリアのジャコモ・リゾラッティ博士らが発見したもので、
ミラーニューロンを簡単に説明すると、見ている相手と同じ脳の状態になれるということです。
こんな実験があります。
サルがある一定の動きをするときに発火するニューロンの働きを調べるというものです。
サルがその動きをする度に発火する運動に関するニューロンがあるのですが、
そのニューロンが、じっとしているサルにも発火する現象が起きたのです。
じっとしていると書きましたが、よく観察しているそのサルは他のサルが動いているのを
見ていたのです。
つまり、自分は動いていないのに、誰かが動いているのを見ているだけで、
脳内のミラーにその人を映し出し、あたかも自分が動いているかのように脳が
働いているということです。
CDを家で聴いているときと、コンサートに出かけて実際に生の演奏を聴いたときでは
まったく興奮や感動が違います。
そのときにはこのミラーニューロンが働いていると考えられます。
一流のピアニストの演奏を間近で見ると、その動きや音に酔いしれ、
自分もその世界に引き込まれます。
手に汗握るとは言いますが、まさにそのような瞬間もある。
演奏者と同じ脳になれるなんて、すばらしい体験ですね。
だから、生の演奏は録音とは比較にならないくらい感動できるのです。
今日は、フェルモンド齋藤の演奏で私と同じ脳になってください。
(って、写真じゃむりかな)
この記事に付けられたタグピアニスト | 感動 | 演奏 | 脳
- *ブログランキングに参加してます!*
←ここまで読んで頂きありがとうございます。応援お願いします!
合わせて読みたい記事 ~Related Post~
- こんな風に音楽を聴くとちょっぴり幸せになれるという5つの方法
- 生誕200年はショパンと誰?
- 同じ音楽でも聴くタイミングで感情が変わる
- 震えてしまったピアノソナタ
- すべてに包まれていると感じる音楽
やっぱり読んでおきたい人気の記事 ~Popular Post~
- CMで話題になったジャグリングでピアノを弾く人は本当にすごかった 731 view(s)
- 世界中の音楽が無料で聴ける驚きのサービスを紹介します「Grooveshark」 643 view(s)
- 無料のMP3変換ソフト「Free Audio Converter」がなかなかスゴい 366 view(s)
- ビジネスで一歩抜きん出てるには原始的な感覚である聴覚を意識するといい~ヤマハコラムより 334 view(s)
- BGMで変わる店内イメージとお客様心理~USEN WithMusicより 314 view(s)
ブレーンの中に青山デザイン会議という各分野の専門家が集まって鼎談するというコーナーがあります。
今回はそこに出させていただきました。
私以外のお二方は脳科学者の池谷裕二先生、クリエイティブディレクターの小霜和也さんです。
テーマは「科学で読み解くクリエイティブ」。
先週に続いて、ヤマハの人気コラム「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」に第二弾の記事が掲載されました。
いろいろな方面の方が読んでくださっているようで、ブログよりも評判がよいかも^^今回のテーマは「聴覚は感情を支配する原始的な感覚」です。
ヤマハの人気コラム「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」にフェルモンド齋藤の記事が掲載されました。昨年の夏にも三回シリーズでしたが、今回も新年最初から三回の特集です。ありがたい限りですね。今回のテーマは「音楽と恋愛はなぜドキドキするのか」です。
USENさんには何度か専門誌に情報提供をさせていただいておりますが、今回はその中でも最大部数を誇る「WithMusic」で執筆をさせていただきました。
テーマは「BGMで変わる店内イメージとお客様心理」です。
さて、新年最初はブレーンの青山デザイン会議から。その一コーナーに「青山デザイン会議」というたいへんおもしろい企画があるのですが、2月発売のブレーンに私が出演することになりました。
今年は出版という幸運に恵まれ、その後取材も多くいただき本当に感謝の年でした。このブログやメルマガからも多くの暖かい言葉をいただき本当にありがとうございます。音楽は人生を明るく幸せにする力があると信じてこれからも音楽の素晴らしさ、それを理解できる人間の才能と可能性をお伝えできればと思っています。
先日、雑誌プレジデントから取材を受けました。
テーマは「サウンドマーチャンダイジング」(SMD)。以前、マーケティングジャーナル(MJ)の一面に載ったときに誕生した造語なのですが、今回見事にプレジデントさんが採用してくれました。
モーツァルトを聴かせると野菜が美味しくなるとか、牛の乳が出まくったとかという話はよく聞きます。真偽のほどは別として、音楽が空気の振動を通じで別の物質に変化をもたらす可能性はなかなか面白いと思っています。
サティと聞くとどんなイメージが思い浮かぶでしょうか。
フランスのエスプリ溢れる作曲家であり、ジムノペディやジュ・トゥ・ヴーに代表されるような少し軽めでイージーリスニング的な位置づけという印象があるかもしれません。
音楽のジャンルの中でも一般的に多くの人が聴いていて人気があるのがロックやポップスです。
メディアの露出度や、音楽に強烈に関わるといわれる思春期の特徴を考えるとこれらのジャンルが人気があるのもうなずけます。