- 2006-12-15 (金) 23:17
- 身近な音
こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤 寛です。
先日、あるレストランに出掛けたときのことです。
そのファミリーレストランは「音」によって人を動かしていました。
人と言っても、お客さんではなく店員さんのことです。
人がまばらな時間帯だったので細かく観察させてもらいました。
店員さんを行動させる「音」があふれていました。
まずは、入り口の扉を開けると「ピーンポーン♪」
席には注文のボタンが「ピーンポーン♪」
そして、お会計のボタンが「ピーンポーン♪」
おまけに、レジに人が立つと「ピーンポーン♪」
その他、「おーいまだ?」「ちょっと、すいません」「コーヒーおかわり!」などと……。
その隙にもまた、「ピーンポーン♪」。
でも、人間すごいもので、音から自然に体が動くのですね。
それぞれの「音」に対して、「少々おまちくださーい」とか「いらっしゃいませ」とかセリフが決まっているのでしょうね。
どんな忙しい場面でも、的確なセリフを使い分けていました。
以前にもお話した「オペラント条件付け」がここでも行われていました。
「音」による条件付けは日常生活でもたくさんあります。
例えば、「携帯電話」。
気に入った着メロを使ってみたはいいけど、鳴るのは決まって会社からの仕事の電話。
嫌な上司からの電話。
借金取りの電話。(こりゃダメか)
せっかく気に入って使っていた音楽も、条件反射的に嫌になってしまいますよね。
だから、私は好きなクラシックのピアノ曲は着メロには使いません。
後で、練習するときに借金取りを思い出しても嫌ですからね。
それでは、また。
