鍵盤奏者のモバイル楽器
ピアニカを買いました。
いや、正確には「メロディオン」。
「ピアニカ」はヤマハの商標名で、「メロディオン」はスズキの商標名です。
鍵盤ハーモニカといえば、すべてを網羅するということになるのでしょうか。
細かい呼び方は置いておいて、なぜか鍵盤ハーモニカが欲しくなってしまいまして、
スズキというメーカーの「PRO-37 V2」という機種を買いました。
鍵盤ハーモニカというと、小学校の頃に吹いた安っぽい楽器というイメージの人も
いるかもしれませんが、いやいやとてもすばらしい楽器です。
小学校のときに使っていた水色やピンクのモデルももちろんありますが、
大人のための鍵盤ハーモニカもいいものです。
こんな感じ↓
色も渋くていいですよ。音もスズキの鋭い音色がまた演奏意欲を湧かせます。
鍵盤ハーモニカって音域が狭いのではと思ったのですが、
意外と広くてびっくりしました。
3オクターブです。これだけあれば、かなりの曲が演奏できると思います。
フルートの音域に匹敵しますね。
ピアノを弾く者としては、ヴァイオリンやクラリネットのように持ち運びできて、
どこでも演奏できるというのがうらやましかったのですが、これで鍵盤楽器を
持ち運びできます。
暖かくなったら、川辺にでも行って吹いてみようかな。
でも、なぜフェルモンド齋藤がいきなり鍵盤ハーモニカに惹かれたのかというと、
これです。
のだめです。のだめがマングースの着ぐるみを着て、ラプソディー・イン・ブルーを
演奏したことがあったのですが、あれを見て「その使い方もあるのか。意外にいいなこれ」と。
Youtubeで良い画像の動画を発見しました。
ジャズにも合うし、バロックをやってもいいし。
なかなかすばらしい楽器です。
ピアノのように身構える必要もないですから、
あなたもぜひ始めてみませんか?
アンサンブルもできたらいいですね。
この記事を書いている人
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新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
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