こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤 寛です。
好きな音楽と嫌いな音楽。
違いはなんでしょう。
純粋に好きな音楽、作曲家が好き、詩が好き、過去に良い思い出がある。
まだまだ、あるでしょう。
もちろん嫌いな理由もまたあるでしょう。
好きな音楽を聴いた時と、嫌いな音楽を聴いた時では心理学的にどのような変化があらわれるのでしょうか。
好きな音楽を聴けば愉快になるでしょうし、またその逆もあるでしょう。
この程度はだいたい予想できます。
そして、時によっては行動にまで影響を与えることがあります。
過去の実験からおもしろい例を出しましょう。
好きな音楽、嫌いな音楽を聴かせて、氷水に手を浸すというものです。
音楽によっては苦痛に耐える時間や印象が違うのではないか、というのです。
さて、どのくらい違いが出たのでしょう。
好きな音楽を聴いた時は、手を浸す時間が延びました。
逆に嫌いな音楽を聴いた時は、手を浸す時間は同じだったものの、印象評定では「非常に苦痛だった」という結果でした。
好きな音楽は痛みを和らげ、嫌いな音楽は痛みを助長させる効果があるのです。
ただ、「共鳴現象」のところでもお話ししたように、「快適」に「快適」を、「不快」に「不快」を組み合わせたほうがその効果は大きいので、今回の場合は嫌いな音楽を聴かせて、苦痛を助長させる効果の方が、和らげる効果よりも大きいことになります。
この様な効果を使って、音楽療法やBGMに活かされているのです。
それでは、また。
この記事に付けられたタグBGM | 共鳴 | 共鳴現象 | 印象 | 心理学 | 時間 | 環境 | 行動 | 音楽 | 音楽療法
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ブレーンの中に青山デザイン会議という各分野の専門家が集まって鼎談するというコーナーがあります。
今回はそこに出させていただきました。
私以外のお二方は脳科学者の池谷裕二先生、クリエイティブディレクターの小霜和也さんです。
テーマは「科学で読み解くクリエイティブ」。
先週に続いて、ヤマハの人気コラム「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」に第二弾の記事が掲載されました。
いろいろな方面の方が読んでくださっているようで、ブログよりも評判がよいかも^^今回のテーマは「聴覚は感情を支配する原始的な感覚」です。
ヤマハの人気コラム「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」にフェルモンド齋藤の記事が掲載されました。昨年の夏にも三回シリーズでしたが、今回も新年最初から三回の特集です。ありがたい限りですね。今回のテーマは「音楽と恋愛はなぜドキドキするのか」です。
USENさんには何度か専門誌に情報提供をさせていただいておりますが、今回はその中でも最大部数を誇る「WithMusic」で執筆をさせていただきました。
テーマは「BGMで変わる店内イメージとお客様心理」です。
さて、新年最初はブレーンの青山デザイン会議から。その一コーナーに「青山デザイン会議」というたいへんおもしろい企画があるのですが、2月発売のブレーンに私が出演することになりました。
今年は出版という幸運に恵まれ、その後取材も多くいただき本当に感謝の年でした。このブログやメルマガからも多くの暖かい言葉をいただき本当にありがとうございます。音楽は人生を明るく幸せにする力があると信じてこれからも音楽の素晴らしさ、それを理解できる人間の才能と可能性をお伝えできればと思っています。
先日、雑誌プレジデントから取材を受けました。
テーマは「サウンドマーチャンダイジング」(SMD)。以前、マーケティングジャーナル(MJ)の一面に載ったときに誕生した造語なのですが、今回見事にプレジデントさんが採用してくれました。
モーツァルトを聴かせると野菜が美味しくなるとか、牛の乳が出まくったとかという話はよく聞きます。真偽のほどは別として、音楽が空気の振動を通じで別の物質に変化をもたらす可能性はなかなか面白いと思っています。
サティと聞くとどんなイメージが思い浮かぶでしょうか。
フランスのエスプリ溢れる作曲家であり、ジムノペディやジュ・トゥ・ヴーに代表されるような少し軽めでイージーリスニング的な位置づけという印象があるかもしれません。
音楽のジャンルの中でも一般的に多くの人が聴いていて人気があるのがロックやポップスです。
メディアの露出度や、音楽に強烈に関わるといわれる思春期の特徴を考えるとこれらのジャンルが人気があるのもうなずけます。