こんにちは。音環境コンサルタントの齋藤 寛です。
映画にはよく行きますか。
映画館のサウンドシステムは、それはすばらしいものが多く、映画の臨場感をより高める役割を果たしています。
私も、あんなシステムが家にあったらなあと思いますよ。
あの、映画館の音。実際はどこから音が鳴っているかすぐに分かりますか。
じっと耳をこらせば、後ろから聴こえたり、横から聴こえたりするのがわかるでしょう。
ただ、何も考えずに映画を観ている時は何だか画面と一体化して聴こえてくる感覚になりませんか。
音がどこから鳴っているのかを認識することを「音像定位」といいます。
この「音像定位」。視覚情報が加わると、視覚に引き寄せられる性質をもっているのです。
人と話すときも、微妙な唇の動きや表情の変化など無意識のうちに読み取って、視覚と聴覚の両方の情報を合わせて、脳は判断するのです。
ですから、自然と視覚情報のあるところから聴こえるように感じるのでしょうね。
映画のサラウンドシステムはうまくそのあたりをコントロールしているのです。
視覚に引き寄せられるからと言って、正面からのサウンドだったらそれはそれで味気ないものになるのですが。
通常、「共鳴現象」に代表されるように、「聴覚優位」なことが多いですが、この「音像定位」に関しては視覚に引き寄せられるという結果が出ています。
覚えておいて下さいね。
それでは、また。
この記事に付けられたタグ共鳴 | 共鳴現象 | 環境 | 聴覚 | 脳 | 自然 | 視覚 | 音像定位
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ブレーンの中に青山デザイン会議という各分野の専門家が集まって鼎談するというコーナーがあります。
今回はそこに出させていただきました。
私以外のお二方は脳科学者の池谷裕二先生、クリエイティブディレクターの小霜和也さんです。
テーマは「科学で読み解くクリエイティブ」。
先週に続いて、ヤマハの人気コラム「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」に第二弾の記事が掲載されました。
いろいろな方面の方が読んでくださっているようで、ブログよりも評判がよいかも^^今回のテーマは「聴覚は感情を支配する原始的な感覚」です。
ヤマハの人気コラム「音楽ジャーナリスト&ライターの眼」にフェルモンド齋藤の記事が掲載されました。昨年の夏にも三回シリーズでしたが、今回も新年最初から三回の特集です。ありがたい限りですね。今回のテーマは「音楽と恋愛はなぜドキドキするのか」です。
USENさんには何度か専門誌に情報提供をさせていただいておりますが、今回はその中でも最大部数を誇る「WithMusic」で執筆をさせていただきました。
テーマは「BGMで変わる店内イメージとお客様心理」です。
さて、新年最初はブレーンの青山デザイン会議から。その一コーナーに「青山デザイン会議」というたいへんおもしろい企画があるのですが、2月発売のブレーンに私が出演することになりました。
今年は出版という幸運に恵まれ、その後取材も多くいただき本当に感謝の年でした。このブログやメルマガからも多くの暖かい言葉をいただき本当にありがとうございます。音楽は人生を明るく幸せにする力があると信じてこれからも音楽の素晴らしさ、それを理解できる人間の才能と可能性をお伝えできればと思っています。
先日、雑誌プレジデントから取材を受けました。
テーマは「サウンドマーチャンダイジング」(SMD)。以前、マーケティングジャーナル(MJ)の一面に載ったときに誕生した造語なのですが、今回見事にプレジデントさんが採用してくれました。
モーツァルトを聴かせると野菜が美味しくなるとか、牛の乳が出まくったとかという話はよく聞きます。真偽のほどは別として、音楽が空気の振動を通じで別の物質に変化をもたらす可能性はなかなか面白いと思っています。
サティと聞くとどんなイメージが思い浮かぶでしょうか。
フランスのエスプリ溢れる作曲家であり、ジムノペディやジュ・トゥ・ヴーに代表されるような少し軽めでイージーリスニング的な位置づけという印象があるかもしれません。
音楽のジャンルの中でも一般的に多くの人が聴いていて人気があるのがロックやポップスです。
メディアの露出度や、音楽に強烈に関わるといわれる思春期の特徴を考えるとこれらのジャンルが人気があるのもうなずけます。