ピアノの発表会に参加してきました
今日は、オトナのピアノ発表会。
自分の実力を試すために、参加してきました。
基本的に誘われたら断れません。
演奏したのは、シューベルトの即興曲Op142-2です。
ドイツの偉大なピアニスト、バックハウスが「最後の演奏会」で
最後に弾いた曲です。
バックハウスはアンコールでは好んでこの曲を弾いていたそうで、
人生の最後もこの曲でした。
天からの声と呼ばれるにふさわしい、すばらしく美しい旋律で、
弾いているほうも思わず、目をつぶってしまいます。
この先もずっと弾いていたい、そんな名曲です。
弾き終わったあと、初めてお会いした方から「感動しました!」と
声を掛けられました。
自分の演奏によって、感動してくれた人が一人でもいたことに、
私が感動しました。
うまい、下手ではなく、音楽そのものに人を動かす力があるのだと
あらためて思った瞬間でした。
ありがとうございました。
次は、ショパンのエチュードを披露したいですね。
この記事を書いている人
- Twitter:@fermondo
- 齋藤寛のFacebook(お気軽にどうぞ)
新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音や音楽が人の感情におよぼす影響について研究する。飲食店やオフィスなど商用BGMに関するコンサルティング、ビジネス書、専門誌への寄稿、医療学会での講演、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も多数。BGMアドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音楽心理カウンセリング(音で心を整える)をおこなうなどその活動は多岐に渡る。
著書に「心を動かす音の心理学」がある
最近の記事一覧
- 2015.06.10ピアノにまつわる話『ピアノ教室の法則術』が発売されました!購入者限定音声プレゼントもあります。
- 2015.04.13マスコミ取材関係新入社員の五月病を救え!BGMにできるメンタルヘルスケア
- 2014.12.13マスコミ取材関係オフィス街のお寿司屋さんのBGM ~スペースによって雰囲気を変える~
- 2014.08.25マスコミ取材関係会社の休憩室でのBGM選びのポイント
- 更新通知サービス 44 views
- 音環境コンサルタント-齋藤寛です。 29 views
- BGMでお店をブランド化 38 views
- 映像と音楽の関係 33 views
- ドライブに最適なBGM 31 views